8月より、「新しい学びアドバイザー」のテキストデザインがリニューアルいたしました。
この講座がスタートした3年前(2021年)当時、不登校の小中学生は約25万人でした。しかし、文部科学省が公表した最新のデータでは、その数は35万人を超え、今もなお増え続けています。
この講座が誕生したきっかけは、我が家での経験が基となっております。
我が家では「ホームエデュケーション」という学び方を実践しており、子どもは物心ついた頃から自宅を基盤に学んでいました。私自身、それを「特別」や「変わっている」と捉えたことはなく、「子どもにとって、今はこれがベストな選択なんだ」と感じながら見守ってきました。周囲からは不思議に思われたかもしれませんが、子どもの成長にとってはこれが良かったのだろうと今も感じています。
転機となったのは、2020年以降のコロナ禍でした。知人から以下のような相談を受ける機会が増えたのです。
「家でどうやって過ごしたらいいの?」
「自宅での勉強はどう進めればいい?」
「一日中子どもと一緒で、心が参ってしまう……」
こうした声を聞く中で、「私たちが経験してきたことを伝えることで、悩んでいるお母さんたちの心が少しでも軽くなるのではないか」と考えるようになりました。
その後、数人のお母さんたちとお話会を開き、不登校に対する新しい視点や、子ども・学校との関わり方についてお伝えしてきました。その中で強く感じたのは、身近に同じ境遇の家庭が少ないために、保護者も子どもも深い孤独感を抱えているという現状でした。
「同じ価値観を持つ人同士が繋がり、保護者の方の心を軽くしながら、『学校へ行かない』という選択を前向きな視点で捉え直せる場を作りたい」
そんな想いから生まれたのが、この「新しい学びアドバイザー」です。
この講座によって、それぞれのご家庭の方向性を見つけていただけたら嬉しいです。
周囲と比べなくて良い、自分たちのペースで良い、と思えるようになったら、きっと自然にあなたが相談される人になっているはずです。
不登校児童は35万人以上いますが、地域や身近なコミュニティの中ではまだまだ少数派であるのが現実です。本音で相談できずに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
「新しい学びアドバイザー養成講座」を通して、少しでも希望が持てるご家庭が増えることを心から願っております。