前回の記事では子どもとの関わりの中で、演じる事をやめると、相手の存在がよく見えてくる、というお話をしました。
言語より非言語の方が伝わってしまう、ということについても触れました。
今回は私自身が「いい人」をやめて、自分自身の心と一致した行動・言動を取れるようになってからのお話をしていきたいと思います。
■ 私はただの人
最近よく耳にするようになった、「心理的安全性」。
私自身は「心理的安全性」のある場は、「アサーティブ(自他尊重)コミュニケーション」を基盤に作られていると思っています。
このような話を講座やプログラムの中でお伝えしているわけですが、そういった私の姿が人それぞれの「イメージ」を生み出していることもあるようです。
(もちろん、私の講座やプログラムを直接受けてくださっている方はそのようなイメージはないと思うのですが…)
「倉田さんって、すごくちゃんしていて『いい人』なんだろうな」
「なんでも温かく話を聞いてくれて、絶対怒らない人なんだろうな」
「なんでも受け入れてくれそう」
でも、最初にはっきり言ってしまうと、私は決して「なんでも許す都合のいい人」ではありませんし、「ちゃんとした人」でもありません。
しかも、怒ることもありますし、家でリコーダー吹きながら芋を煮たりします。(そのあたりはまた別の記事で)
心の仕事をしていると、時々ですが私に対し「聖人君子レベル」のイメージを持って来てくださる方もいらっしゃいます。
その方にとっては残念かもしれませんが、私は「ただの人」です。
■ 「いい人」は、その人にとっての都合。いつ変化するかわからない。
人からの信用は「いい人」だから信用されるのではないと私自身は感じています。
逆に私は「都合のいい人」ではないから信用されてきたのだと思っています。
私自身が「必要ないな・違うな」と思うことに対しNOを実践し、「必要だな・こうだな」と思うことを実際に実行してきました。
周囲から見たら「軸がある人」「有言実行」というように見えているようです。
私自身、自分の心に嘘をつかないように努めてきた10年でした。
その間、本当にいろいろと新しいことにチャレンジしてきました。
10年以上前は、というと無意識に「いい人」をやろうとしていたんですね。
自分の心を無視してそれをやり続けた結果、いろんな問題が降りかかりました。
自分がやりたくないことだらけになっていて、自分が壊れていきました。
何のために「いい人」をやっていたんだろうと、考えましたが、実は考えるまでもなく「NOと言うことを知らなかった」「NOの伝え方も知らなかった」という、ものすごいシンプルな理由でした。
■自分を尊重する
私の人生の質を変えたのは、間違いなく自分の気持ちを尊重することから始まり、そこから相手を尊重しつつもNOを伝えることができる、ということを実践しつづけたからでした。
これを実践してからは、自然と人とのご縁に恵まれたり、チームがうまく育つようになったり、本当にいろんなことが循環を始めたのです。
自分とのコミュニケーションの楽しさ、大切さ。
そして他者と関わることの楽しさ、大切さを伝える仕事を今していますが、少しでも多くの方に届くといいなと思い、今日もこのブログを書いています。
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