前回の記事では、AI自動応答と生身の人との電話から、「人と人とのコミュニケーションの大切さ」を感じたお話しを書きました。
AIが進化するスピードを見ていると、ほんの数年前まで「最先端」だったことが、あっという間に過去のものになっていくのを感じます。
「AIにはこれくらいしかできない」と思っていたことが、今は当時の想像を超える様々な仕事をしてくれるようになっています。
これはAIだけに言えることではなく、「〇〇とはこういうものだ」という常識や思い込みは、いろいろな場面で変化することもあるのです。
■ 自分を縛る「〇〇とはこういうもの」
「親はこうあるべきだ」
「子育てはこうしなければならない」
「仕事や人間関係はこういうものだ」
私たちは生きていく中で、無意識のうちにたくさんの「〇〇とはこういうもの」という固定観念(常識や正解)を作っています。
もちろん、それが自分の生き方の助けになっているうちは良いのですが、「そうしなければならない」と強く思い込みすぎてしまうと、自分自身の心を苦しめる原因になってしまいます。
■ 「世間の正解」は変化しないのか
思い返してみると、時代によって「正解」とされる価値観はくるくると変わってきました。
昔は正解だったことが今では不便に感じられたり、逆に「絶対に無理だ」と思われていた働き方や生き方が、あっという間に時代の主流になったりします。
例えば、かつて地球は「平ら」だと言われていましたが、今は地球は「球体」だと信じられていたり
暦も日本が「グレゴリオ暦(今の西暦)」を導入したのは、1873年(明治6年)1月1日からでしたが、それ以前は「天保暦」が使われていたそうです。かなり突然暦を変えるという発表があったらしく、当時の一般庶民の方はかなり大変だったようです。
私自身は自分が勝手に作り上げた「家族とはこういうもの」という枠に若い頃はかなり苦しめられていました。いろいろ経験させていただいた結果、「家族は自分でつくるものなんだ」に変化しました。
それくらい、「〇〇とはこういうもの」というのは不確かで、いつ変わるかわからないものです。
■ 時代が変わっても、自分自身の「感覚」を信じる
「〇〇とはこういうもの」←これ以外の選択肢を考えてみる。
「あ、これもいつか変わるかもしれないな」「私なりの選び方があっていいんだな」と思えたとき、すぐに実行せずとも、心の中に気づきが生まれます。
不確かな時代だからこそ、変わるかわからない外側のルールに翻弄されるのではなく、「自分はいま、どう感じているのか」という自分自身の声を聞く時間が大切な気がします。
「世間がどう言うか」ではなく「私にとってどうなのか」。
「〇〇とはこういうものだ」という一見自分にとって当たり前になってしまったことについて、「自分の心はそれが心地よいと感じているのか?」と時々確認していただけると、「〇〇とはこうでも良かったんだ!」に変わる可能性も十分あります。
私自身は「〇〇とはこういうものだ」をやめ続けて、今があるような気がしています。
では、また次回のブログでお会いしましょう!
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